FreeBSD勉強会 - ZFSについて
FreeBSD勉強会のUstreamのお知らせがあったので視聴Ustreamを真面目に使ったのは初めてですがこれは良いですね・・・平日関東で行われる様な会に擬似参加できるうえ、コメントが見づらいとか要求もできるのが良いです。
- 内容
FFS (UFS) と ZFS の比較
- ベンチ用ツールの紹介
定番:
iozone ブロックサイズ、作成ファイルを変化させつつ統計を取る
postmark トランザクション (Read-Apend, Delete-Create) を擬似発生
期待:
filebech 実サービス (www, mail, db) を想定してアクセスする
- 特性の報告
FFS:
ソツなく。比較対象として考える。
BS (BlockSize) の小さくなるにつれパフォーマンスは落ちる
ただし、BSが大きいものと劇的なパフォーマンスの差は無い
ZFS:
BS (BlockSize) の大きいもの (128k~) については有効
小さいものについては劇的にパフォーマンスが落ちる
シーケンシャルアクセスについてはキャッシュ性能/プリフェッチが有効か早い
ランダムについてはパフォーマンスは当然落ちる
比べtimeはFFSに比べRealは膨れ、Sys, Userは実はあまり変わらない
- チューニング方法
定石:
カーネル割り当てメモリを増す
(→有効)
ARC (ZFS用キャッシュ) サイズを上げる
(→有効)
邪道:
チェックサムを切る
(→これはZFSのメリットを失う+トラブルサム)
デバイス/ファイルシステムプリフェッチを切る
(→ファイルシステムのは切ると変わった経験あり)
謎:
L2ARCキャッシュを設ける
USBメモリを検証に使った模様
劇的に早い結果が出たが、以降,劇的に遅くなる
不思議な現象だけど、まずUSBメモリってのが駄目な気が
チューニングについては結構悩んだ身としては結論と行ったことが同じで何気に嬉しい。
(チラチラ見えるzio-txの話とか)
チューニングについては、あとatimeとか切った気がした。