20110929220052

Cron Cron

頂き物の月末処理をcrontab (vixie-cron) にて妙なことに気づく。下記の処理は28日から31日の間、毎日翌日が1日である事をチェックさせて、該当する場合にコマンドを実行する。28-31のちょっとした工夫がちょっと好み。しかし、

55 23 28-31 * * /usr/bin/test $(date -d '+1 day' '+%_d') -eq 1 && [Command]

とすると

/bin/sh: -c: line 0: unexpected EOF while looking for matching `)'
/bin/sh: -c: line 1: syntax error: unexpected end of file

このようなエラーが出てしまう。なんぞ・・・で、正解を書くと

55 23 28-31 * * /usr/bin/test $(date -d '+1 day' '+\%_d') -eq 1 && [Command]

"%"についてはエスケープをしなければならないらしい。Cronにて%を使った何か特殊な書き方があるのだろうか。いや、しかしそれでも''や""で括ったものについては無視をして頂きたいところなのですが・・・何にしても妙なところでエスケープが必要な事に気づき驚く。もしかしてvixie-cronは何か高度な書き方が用意されているのだろうか? ・・・いや、複雑な事するならシェルスクリプトを定期的に回しますよね。


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20110902013037

文字列解析料理

ひょんなことからProcmailにてメールを振り分けるなど。特定の一覧から愚直にアドレスを遮断できること、ある程度簡単に登録をできること、を目標に速やかに動く。というかレシピをググって使うだけ…なのであったが思わぬ罠が潜んでいたり。

Procmail の紹介とレシピの書き方 より
BLACKLIST=$HOME/.blacklist
:0 Wh
* ? test -s $BLACKLIST
* ? (formail -x From: | fgrep -iqf $BLACKLIST)
/dev/null

:0 E
!hogehoge@example.com

これだけの簡単なお仕事・・・の筈だったが、何故か全ての状況でElse的な条件のの転送が使われてしまう。明らかに真となるようなgrepのオプションや引数を用意しても条件に引っかからない。ところでふと思ったのだけれど作られた言語云々は置いておいて(いずれもCだが) formailも結局は標準入力からのメールのヘッダ抽出つまりはただのテキスト処理であることに気がつく。ので。

BLACKLIST=$HOME/.blacklist
:0 Wh
* ? test -s $BLACKLIST
* ? fgrep -iqf $BLACKLIST
/dev/null

:0 E
!hogehoge@example.com

ですので、私はこうしてみた。はい、条件に引っかかるようになりました。処理速度を考えなければfgrepをgrepにしてもよいかもしれない。というか初めてgrep/egrep/fgrepを意識した気がします。fgrepはやい!

$ cat ~/test.eml | formail -x From: | grep -iqf ~/.blacklist
$ echo $?
0

さて、このようなコマンドで試したり、それぞれの結果を確認したりもしたのですが・・・うーん、procmailの中からformailを呼び出す時、もしくは何かが変わるのだろうか。素のログ出力もイマイチ情報少ないですし。あとログといえば.procmailrc、もしくはprocmailに読み込ませるレシピの権限はわりとシビア、オーナーが違っていたり、o+wの状態 (諸事情で書き込み与えてました;) だと動かないしエラーも出さなかったりするので注意。


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20110825234303

当方ストレージ貧窮につき

Linode 最安20GBプランにてゆるゆる生活している私ではありますが、欲を言うとちょっと気兼ね無しに保存をできるストレージもちょっと欲しいところではあります。自前魚拓なり、某巨大掲示板のログを置くなり色々するとあっという間な気もしますので… とりあえずDropboxとDropbox公式Pythonスクリプトで適当な共有はしていますが、これはフォルダ同期だし、無料2GBというのもこの大容量時代どこか心許ない。(実際のところ、50MB くらいしか使っていませんが;)

という大は小を兼ねる理論に基づき、Xen準仮想環境にFuseを入れて後のストレージ拡張を試みる。DavFS辺りでSkydriveの25GB とかを確保できたら最高だろう。で、早速インストールを行おうとするが怒られる。fuse自体カーネル組み込み、もしくはモジュールで運用を行うべきものなので当然。

# emerge sys-fs/fuse
(略)
 Determining the location of the kernel source code
 Unable to find kernel sources at /usr/src/linux
 Please make sure that /usr/src/linux points at your running kernel,
 (or the kernel you wish to build against).
 Alternatively, set the KERNEL_DIR environment variable to the kernel sources location
 Unable to calculate Linux Kernel version for build, attempting to use running version
 Checking for suitable kernel configuration options...
>>> Unpacking source...
(略)
>>> Completed installing fuse-2.8.5 into /var/tmp/portage/sys-fs/fuse-2.8.5/image/
(しかし、何故か成功する。)

さて、Linode環境だと準仮想用のカーネルで動かす(GBPVR に組み込む・・・だったか)のでシステムからカーネル自体が見えないし、fuse用のモジュールも当然組み込まれていない。(運用セキュリティ的な問題だったか・・・今は大丈夫なのかな) 自前で同じバージョンのカーネル(sys-kernel/vanilla-sources)を持ってきてモジュールだけ展開をしてはみたが、modprobeにて現行動いているものとは異なるラベルのモジュールを組み込むのはよく分からんのだ・・

のでテキトウにfuseを再コンパイルしてみる
# emerge sys-kernel/vanilla-sources/vanilla-sources-x.x.x.x.ebuild
# emerge sys-fs/fuse
(略)
 Determining the location of the kernel source code
 Found kernel source directory:
   /usr/src/linux
 Found sources for kernel version:
   x.x.x.x
 Checking for suitable kernel configuration options...
>>> Unpacking source...
(略)
>>> Completed installing fuse-2.8.5 into /var/tmp/portage/sys-fs/fuse-2.8.5/image/

おっおっおっ(^ω^) しかし最近はfuseでZFSまでマウントできるの…カーネルではサポートしていないのに。凄いですねぇ。

・・・だが動かない 何かよい方法はないものか


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20110820221103

(トランスポーター3のポーズ)

リレー先指定のtransportの挙動について

Sendmail:
# /etc/mail/transport
.uso8000k.net		smtp:[192.168.1.1]
# /etc/mail/local-host-names
test.uso8000k.net
Postfix:
# /etc/postfix/transport
test.uso8000k.net	local:
.uso8000k.net		smtp:[192.168.1.1]
※要postmap
# /etc/postfix/main.cf
mydestination  = test.uso8000k.net
transport_maps = hash:/etc/postfix/transport

両方とも要はtest.uso8000k.netのメールはローカル配送にして*.uso8000k.net宛のメールについては192.168.1.1にリレーしたいという設定。しかしこのTransportの構文が似たMTA同士実は決定的に動作に違いがある。sendmailはローカル用に用意したlocal-host-namesホスト名を見てからtransport配送を振り分ける。postfixはローカル配送優先のmydestinationを用意してもtransport_mapがあるとそちらが優先される。つまりは上に書いたtest.uso8000k.netも*.uso8000k.netに引っかかりリレー配送されてしまう。


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20110817205245

Samba de a bon.

Samba 3.x系列で一番簡単な共有を作るだけで問題が発生し苦痛を味わう ・(例) /var/tmp (1777) root:root にpublic共通を作ると失敗 ・(例) /var/tmp (0777) nobody:nobody にpublic共有を作ると失敗 ・/tmp (1777) にpublic共通を作ると成功
なんぞ・・・原因も分からず2時間悩み未だ解決せず・・・


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20110725234605

RHEL

Redhat Enterprise Linuxについて。あそこまでバイナリパッケージで雁字搦めにして、挙句期間のサブスクリプション代を取るのなら、Windowsでもいいんじゃないですかね・・・と内心思ったり。サブスクリプションでお金を取る事は仕事なのだし問題ないのだけれど、最近ひょんな事から触れてみた感じFedoraやCentOSの無償提供のものとどう違うのかサッパリ分からない。標準だと専用の管理ツールみたいなものも無いときたもので、本当に何が違うのだろうと思いました。Redhatからの保証があるとは言うが、結局どの程度までなのだろうか。ドライバの問題にしてもOSの問題にしても結局は元のカーネルは変わらないし自分で何かするのと大して変わらない。また、問題があったら自分で見るし、殆ど連絡取る前に解決してしまう。逆にこちらで解決の試みをせずに突然ハードウェアの相性込みでサポートしてくれと言われても困るだろう、困られては困るのだが。このような体裁の商用のUnix系の利点やお金を払うだけの対価というものがわからないのが正直なところ。Microsoftの売り方と比べてどこか歪に感じるオープンソースビジネスでした。


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20110723010047

燃えよDevCon

Windows Vista でルーターを介さないインターネット接続環境下で起動すると、ネットワーク アダプター内に ISATAP アダプターおよび 6TO4 アダプターが作成されWindows が起動できない場合がある

IPv6が有効な(標準で有効) Windows Vistaを直接インターネットに繋ぐとISATAP 、6to4 アダプターが勝手に出来てしまう模様。ちなみに私が見た環境ではWindows 7でも発生し、ざっと500個程6to4のアダプタが作成されていました。ちなみにこれは気が付かないと本当 (と書いてマジと読む) に通信周り支障がでます(異常な負荷、WindowsドメインやNAS等NetBIOS使用のサービス)、場合によってはOSが立ち上がらなくなったりもする模様。(Vistaの起動画面のままで起動しません。)

ちなみに問題が起って一番最初はTunnel adapter ローカル エリア接続* 削除方法 を参照しつつ対処を行いましたが、ただでさえVista系OSで遅めの環境にて500ものインターフェイスを消すのは手間が多く心が折れ候。

ということで、何とか自動で全て消せないかと調べていたら本家に症状の説明と対処が詳しく載っていました。公式ツールの"devcon.exe"なるものを使えば、コマンドラインでデバイス情報の操作を行えるとかとか。

DevConユーティリティをダウンロード
> devcon.exe remove *ISATAP
> devcon.exe remove *6to4mp

はい、がっつり消えました。そして処理も軽くなりました。やはり本家の情報は凄い。検索性最悪ですが。あとは修正パッチを当てるか、サービスの[IP Helper] (ipv6用tap/Proxy/Tunnel的な[MSのTCPホールパンチだったか]) を止め、インターフェイスのIPv6を使用しないようにすれば以降増えないとかとか。しかし、このような問題を7も抱えている+パッチがEmail登録型でダウンロードとは・・・(WindowsUpdateには無い?) なんとも。


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20110712235923

悔しいけれど

Macの移行ウィザードは便利である。ハードとOS、ライセンスをApple指定で売られているからできる荒業なのだろう。TimeMachineベースでのPC移行を体験したわけなのだが、さっくり1時間で入れ替えは済んだり。ただ、ベースのPCのFirefox等のお互いインズトール済みのものだけが入れ替わらず環境引きずったりとか、衝突したところは入れ替え対象にはならない模様。

行っている事はプロファイル構成とファイルの転送、後足しのインストール済みプログラムの構成とファイルの転送、ネットワーク接続用のシステム設定の転送と思う。とりあえずWindows 7にも「設定転送ツール」なるものがあるが、あれはユーザプロファイルのみで論外の機能。ネットワークの部分の設定移動について同じ環境に移すという事もあるが、はUnixベースであるが故か、しっかり切り分けられ移行ができたのだろう。今回は10.5のMac機から10.6のMac機へと切り替えを行うことになったのだど、OSのバージョンと構成だけ新しくなり、ほぼ前の環境と同じ状態へ移行でき、そのまま無線LANにも繋がった。(KeyChainのシステム情報まで移った模様)

WindowsにはTimeMachineに近いものでShadowCopyがあるけれど、サービス単体では外には書き出せない。Windows 7のバックアップ機能は確かShadowCopyをベースに別ディスクイメージに書き出せていたはず・・・。TimeMachineに近い事も最近だとできる筈。ただ、Windowsだけの移行でも黄色いお化け的なパッケージ使うにしても、移行の際にOSそのままのイメージではOEM的なところでライセンスの問題が出たりとかなかなむずかしい。入れ直さないで済むのであればまだ同等に比較ができるのだが、生憎私はその方法を知らないし、Macのようにその機能を手軽に使えるようには思えない。敗北と言わざるを得ない。

なんだか悔しいのでMac信者の方には内緒ね。
あと、独占っていいですね・・・こういうことが簡単にできますし。

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20110710221058

Sakuraェ・・・

国でフィルタしても妙なアクセスが来るときは来る。49.212.26.61 (Unreacheableat 2011709)。最近はこからだけ。サクラェ・・・。 Robtex とかで見ても共有ドメイン名が無かったりとか、登録名 (www2037.) からしてWWW分散サーバでも乗っ取られたのだろうか・・・。とりあえず微妙にblacklist入りし始めているのと、Offensive IP Database IP Reputation Card から見てもアウチ。生存してるときにwebアクセスして得られたのも動いてたCGIのエラー(cPanelなるホスティング管理ツール)。アドレス1ずらしてアクセスしたところ、そちらのホストは正常に管理画面の応答があったことから、ここが取っ掛かりだろうか。うーむ。

とりあえず、妙なアクセスがあったら
1. robtexにかける
2. host名でググる

この辺りで大体の状況はつかめる。というかrobtex便利じゃわ。

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20110710012607

とりあえず

とりあえずipv6対応したが実はv6からアクセスするとファイアウォールがユルかったりしたのでとりあえず設定。 こちらはv6環境からアクセスする環境があまり無い事、国別フィルタ等把握しきったアクセス元の情報が無い事等あるため提供サービスを絞る。 ぶっちゃけWeb程度。はい。
# Default Chain
ip6tables -P INPUT   DROP
ip6tables -P OUTPUT  ACCEPT
ip6tables -P FORWARD DROP

(略)

#----------------------------------------------------------#
# Service Filter                                           #
#----------------------------------------------------------#
ip6tables -A INPUT -p tcp --dport 80   -j ACCEPT
ip6tables -A INPUT -p tcp --dport 443  -j ACCEPT
サービスを最低限に絞って提供。なお、文法もそのままだし、アドレスの書き方さえ間違えなければiptables/ip6tablesも大して変わらない。ただ、何だかんだでプロトコル変わった故かIP層のフラグメントの状態チェックができなかったり、ICMPのステータスが微妙に変わったりしたのか、微妙にオプションが異なる部分もあったので、注意。やっぱりあとはコアにやってくのはipv6をちゃんと知らなきゃ・・・ですね。とりあえず、v4から毛の生えた程度の運用はできそうだ。

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20110707222828

World IPv6 Dayのuso8000k

先月の8日に行われたIPv6 Dayについては元締めに登録はせずともこっそり堪能しようと幾つか試していたり。いきなり通信環境をv4からv6に変えるのは正直辛い。ので、先日のトンネルを出口にSquidのHTTP Proxyを構築。ついでにACLをOpenVPN側のネットワークのみ許可として、内側からゆるゆるとv6によるHTTPを楽しみましたとさ。単にwww.kame.netの踊り狂うカメの絵をみて終わっただけでしたが・・・

とりあえず、World IPv6 Day開催がネットワークの祭典Interop2011の初日となり、会場で得たv6Dayの結果を報告すると、実は一桁% (確か2%だったか) しか上がっていなかったりとか。またWorld IPv6 Day中だけ有効にして、終わったらv6アクセスをとめてしまう組織も多々。うむ、試験もあるけどまだまだ実運用には慎重ですよね。先のことになりそうですね・・・

そう、v6側のファイアウォールってわりとおざなりになりそうですよね。ここも含めて(白目) 国別フィルタとか使えないだろうし、厄介ですな・・・ついでに最近のWindowsは標準でIPv6サポートてますが、IPv4前提でネットワークを構築していたけど、知らぬ間にIPv6の別なネットワークで通信していましたとか、フィルタ抜けてましたとか出来てしまうわけで・・・通信が可能か云々も大切ですが運用周りも気をつけなければなりませんね。WindowsドメインポリシでIPv6のサポートって切れましたっけ・・・野良IPv6 DHCPサーバとか作られたら厄介じゃないですかね・・・。

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20110707220815

IPv6あり〼

Linodeの管理画面でIPv6をお手軽に用意できる模様。

こちらハリケーン電気のトンネルブローカー He.net のIPv6
he_tun0   Link encap:IPv6-in-IPv4
          inet6 addr: fe80::ade6:93b4/128 Scope:Link
          inet6 addr: 2001:470:1f04:1a92::2/64 Scope:Global
          UP POINTOPOINT RUNNING NOARP  MTU:1480  Metric:1
          RX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:0
          RX bytes:0 (0.0 MiB)  TX bytes:0 (0.0 KiB)
こちらLinodeサポートのIPv6
eth0      Link encap:Ethernet  HWaddr f2:3c:91:96:3c:fd
          inet addr:173.230.147.180  Bcast:173.230.147.255  Mask:255.255.255.0
          inet6 addr: 2600:3c01::f03c:91ff:fe96:3cfd/64 Scope:Global
          inet6 addr: fe80::f03c:91ff:fe96:3cfd/64 Scope:Link
          UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
          RX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:1000
          RX bytes:0 (0.0 MiB)  TX bytes:0 (0 MiB)
          Interrupt:0
以下の手順にて有効化。
1. Linodeにログオン
2. 管理画面の「RemoteAccess」へ
3. 真ん中くらいのメニューに「enable IPv6」なるメニューがあるのでポチり
4. 再起動

$ w3m -6 [2600:3c01::f03c:91ff:fe96:3cfd]
※ v6アドレスは大括弧で括るとよい

Output:
It works!
ぉー お手軽すぎる。

最近身近で某国内VPSの不評を聞くのでうん...いいね。

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20110524210443

ハリケーン電気のトンネルブローカー

こにちはカメ世界。何処行ったウサギ世界。IPv4枯渇しましたことですし、とりあえず4->6入門にトンネル登録してみる。Linodeも標準でv6は対応していて、上流のhe.netにてトンネルも提供されています。ので、Linode運営の薦める方法にて作業を行い、足りない部分を補いつつ記録。まずはhe.net Tunnel Brokerにてユーザ登録と、Linodeのv4グローバルアドレスの登録。で、発行されたのが次の情報。
IPv6 Tunnel Endpoints
Server IPv4 Address:72.52.104.74
Server IPv6 Address:2001:470:1f04:1a92::1/64
Client IPv4 Address:173.230.147.180
Client IPv6 Address:2001:470:1f04:1a92::2/64
こちらの情報を元にGentooの設定を行う。

1. 必須パッケージのインストール
emerge --sync
USE=ipv6 emerge net-misc/iputils
USE=ipv6 emerge sys-apps/iproute2
※ping6無いなーと思ったら/etc/make.confにて全面的にipv6切っていた経緯アリ

2. /etc/conf.d/net編集
# cat >> /etc/conf.d/net
modules_he_tun0=("iptunnel")
depend_he_tun0() {
    need net.eth0
}
iptunnel_he_tun0="mode sit remote 72.52.104.74 local 173.230.147.180 ttl 255"
config_he_tun0=("2001:470:1f04:1a92::2/64")
routes_he_tun0=("::/0 dev he_tun0")

Linodeドキュメント内"local-IPv4address"は何かと思ったらLinodeに与えられたグローバルのIPv4。IPsecのRemote,Local的な使われ方のlocalっぽい。

3. /etc/inet.d/net.* 編集
# cd /etc/init.d/
# ln -s net.lo net.he_tun0
# ./net.he_tun0 start
 * Bringing up interface he_tun0
 *   Creating tunnel he_tun0 ...                                          [ ok ]
 *   2001:470:1f04:1a92::2/64 ...                                         [ ok ]
 *   Adding routes
 *     ::/0 dev he_tun0 ...                                               [ ok ]
# rc-update add net.he_tun0 default
4. 味わう
 # ping6 www.kame.net
PING www.kame.net(2001:200:dff:fff1:216:3eff:feb1:44d7) 56 data bytes
64 bytes from 2001:200:dff:fff1:216:3eff:feb1:44d7: icmp_seq=1 ttl=56 time=122 ms
64 bytes from 2001:200:dff:fff1:216:3eff:feb1:44d7: icmp_seq=2 ttl=56 time=122 ms
64 bytes from 2001:200:dff:fff1:216:3eff:feb1:44d7: icmp_seq=3 ttl=56 time=122 ms
64 bytes from 2001:200:dff:fff1:216:3eff:feb1:44d7: icmp_seq=4 ttl=56 time=129 ms
64 bytes from 2001:200:dff:fff1:216:3eff:feb1:44d7: icmp_seq=5 ttl=56 time=122 ms
^C
--- www.kame.net ping statistics ---
5 packets transmitted, 5 received, 0% packet loss, time 4005ms
rtt min/avg/max/mdev = 122.212/123.787/129.246/2.759 ms
ムヒョー

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20110509212405

荒ぶるGentooLinux

唐突ではありますが、GentooLinuxにディストリビューションのバージョンというものはありません、いつベースがリリースされたか、その程度セットアップCD配布して使わせるだけ。基本パッケージ更新しつつ、システムも入れ替わるロングリリース型をとっています。

そんなGenntooLinuxですが、前から告知があったsys-apps/baselayout-2への切り替えとそれに伴うOpenRCなる新しいinit処理への切り替えが発生しましたん。(((゚Д゚;)))

とりあえず、Linodeの4ドルバックアップにてスナップショットを取って、例のごとくemerge -uDN system から更新。etc-update実行!再起動!問題部分をちょこっと修正!って感じであっという間に終わりました。一通り落ち着いたところでGentooスレの荒ぶり具合を見に行ったら、そんな事も無かった。流石過疎ディストリビューション。しかし、
304 : login:Penguin : : 2011/05/09(月) 13:34:14.64 ID:K4sUKiFG
予告通りにbaselayout-2/OpenRCがstableに来てるぜい
噂によるとetc-updateではマイグレーション時にハマる可能性があって、
dispatch-confを使ったほうが良いらしいよ 

(´゚ω゚):;*. ブッ

etc-update(パッケージ更新にて変更があった設定ファイルの比較を行いやすくする管理ツール)にてやっちまっただよ… ただ無問題でした、ちゃんと内容確認しつつマージしましたし。シンプルに作っていたおかげと言うのもあるかもしれないし、ないかもしれない。とりあえず、etc-update後の再起動から無事生還。rcのランレベルも問題なかったけど、唯一NICの設定スクリプトのシンボリックリンクが消えていたのはちょっと焦った。公式のドキュメントの通りに行ったのはtimezoneの設定くらいかなぁ・・・あとは特に変更する必要が無かった。良かった良かった。

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20110507061054

Linode通信障害

昨日、Linodeを根城としているuso8000k.netとリアルタイムにサーバとの接続が切られたのでちょっと色々見てみる。 といってもRotexの情報とTracerouteで結果を見ていただけですが・・・幾つか気になることがあったのでメモ。 自分の使用環境のOCN回線からアメリコ国フレモント州にあるuso8000k.net (Linode) の経路をたどるとこんな感じ
$ traceroute www.uso8000k.net
traceroute to www.uso8000k.net (173.230.147.180), 64 hops max, 40 byte packets
 1  GATE (x.x.x.x)      0.810 ms  0.676 ms  0.800 ms
 2  OCN1 (a1.b1.c1.d1) 10.715 ms  4.490 ms  5.139 ms
 3  OCN2 (a2.b2.c2.d2)  5.701 ms  6.396 ms  5.851 ms
 4  OCN3 (a3.b3.c3.d3) 16.401 ms 16.203 ms 16.007 ms
 5  OCN4 (a4.b4.c4.d4) 14.976 ms 14.748 ms 14.630 ms
 6  * * *
 7  * * *
 Abort
HOP5にて既に止まってしまう状態。おそらくは国内すら出る事はできていなかったと思う。しかし障害当時、海外には普通に接続ができていました。(例:試験としてなぜかyoutube.comが思いつく、特に他意なし)
$ traceroute  www.youtube.com
traceroute: Warning: www.youtube.com has multiple addresses; using 74.125.235.140
traceroute to youtube-ui.l.google.com (74.125.235.140), 64 hops max, 40 byte packets
 1  GATE (x.x.x.x)      0.891 ms  0.791 ms  0.773 ms
 2  OCN1 (a1.b1.c1.d1)  4.724 ms  4.491 ms  4.451 ms
 3  OCN2 (a2.b2.c2.d2)  5.027 ms  5.124 ms  4.969 ms
 4  OCN3 (a3.b3.c3.d3) 17.311 ms 16.075 ms 16.548 ms
 5  OCN4 (a4.b4.c4.d4) 14.667 ms 14.561 ms 14.411 ms
===www.uso8000k.netアクセス停止した場所より先↓===
 6  OCN5 (a6.b6.c6.d6) 21.120 ms 20.873 ms 21.110 ms
 7  OCN6 (a7.b7.c7.d7) 20.937 ms 21.470 ms 22.573 ms
 8  60.37.27.87 (60.37.27.87)  21.361 ms  21.386 ms  21.892 ms
 9  118.23.146.238 (118.23.146.238)  40.293 ms  21.636 ms  21.159 ms
10  61.126.89.38 (61.126.89.38)  22.969 ms  23.018 ms  23.069 ms

===10までOCN網、 11からGoogle/Youtube網↓======
11  209.85.241.94 (209.85.241.94)  23.052 ms  23.072 ms  23.044 ms
12  209.85.241.129 (209.85.241.129)  23.493 ms  23.458 ms  23.462 ms
13  74.125.235.140 (74.125.235.140)  24.444 ms  22.555 ms  22.489 ms
Finish
さて、海外はアクセスは出来るみたいだけど、フレモント州近辺の他のホストはどうなのだろう。しかしよく分からない※。が、障害同時にLinode内VM用コンソール接続の為の console-fremont.linode.com へも接続が出来なかった為、おそらくはフレモントにおいてあるDCと同じもしくは近辺にあるであろうとしてTracerouteを実施。
$ traceroute  console-fremont.linode.com 
traceroute to console-fremont.linode.com (66.220.1.244), 64 hops max, 40 byte packets
 1  GATE (x.x.x.x)  1.068 ms  0.991 ms  1.047 ms
 2  OCN1 (a1.b1.c1.d1)  4.909 ms  4.776 ms 4.421 ms
 3  OCN2 (a2.b2.c2.d2)  5.538 ms  5.153 ms 6.712 ms
 4  OCN3 (a3.b3.c3.d3) 17.323 ms 15.830 ms 16.496 ms
 5  OCN4 (a4.b4.c4.d4) 14.969 ms 14.765 ms 14.764 ms
===www.uso8000k.netアクセス停止した場所より先↓===
 6  OCN5 (a5.b5.c5.d5) 20.841 ms 20.998 ms 22.077 ms
 7  OCN6 (a6.b6.c6.d6) 21.794 ms 22.732 ms 20.775 ms
===現在の海外への共通ルート↑============
 8  118.23.168.90 (118.23.168.90)  68.817 ms  21.279 ms  22.150 ms
===以下アメリコ国 NTT機器 ↓============
 9  ae-11.r20.tokyjp01.jp.bb.gin.ntt.net (129.250.12.197)  30.274 ms  30.114 ms  29.883 ms
10  as-1.r20.sttlwa01.us.bb.gin.ntt.net (129.250.4.189)  152.276 ms  152.270 ms  133.053 ms
===以下アメリコ国↓なぜか安定しない=========
11  * * *
12  verio-1.ar5.SEA1.gblx.net (64.208.110.222)  172.453 ms  209.202 ms  201.232 ms
13  * * *
14  * * *
15  * * *
Abort
といった状態。Twitter等にてとりあえず状況を見回したところ、上流の(he.net)の大規模障害にて下がっているサービスが使用不能だったとか。 今回、何が腑に落ちなかったかというと、国内にてwww.uso8000k.net宛の通信が止まってしまった事。一時的に何か誤った経路情報、もしくは存在しない事になったのだろうか。こういうこともあるんだね。注意しないと。 ----

Posted by uso8000k | Permalink | Categories: Tech | [ツィート(笑)]